私が育った昭和の時代、学校に行けばリーゼントにボンタン、短ラン(ヤンキーが好む学生服)を着た不良達ばかり。
女子はロングスカートに、好きな先輩から譲り受けた学生カバンを持っていた。
昼休みになると同じクラスの番長から
「ソーセージパンを買って来い」
と命令され、毎日のように購買部へ並ばされていたことを思い出す。
令和の現在ではヤンキー女がモテるなど、信じられない話だろうが
当時の学年のマドンナ由紀子ちゃんは、ロングスカートで聖子ちゃんカットのヤンキーだったほどだ。
俗に言う〝スケバン〟だ。
夏休み直前、ある晩のことだった。
学年のマドンナだった由紀子ちゃんがヤンキー達のたまり場で、大人の不良たちに連れて行かれてしまったのだ。
それも北部の山へ連れていかれ、男の集団に素っ裸にされた挙句
その一部始終をポラロイドカメラで撮影され、その写真をばら撒かれたという話だった。
後日、担任の先生はその噂話を聞きつけ、ホームルームで由紀子ちゃんをビンタしたのだ。
睨みつける由紀子ちゃんに、先生はこう言った。
「若い女が夜に街で遊んでいれば、悪い男達にまわされるに決まっている!そんな事も知らんのか!」
続けてヤンキー達も喝を入れられた。
「女一人守れなくて何がワルだ。そんな情けない男はうちのクラスに要らん!」
その当時、私も他の生徒たちも先生と同じ気持ちだった。
令和の現代、安全安心に慣れすぎてしまった若者は、社会の怖さを知らない。
それは若者が悪いだけではなく、教師達やマスコミ、人工知能AIでさえも
若者へ社会の恐ろしさを教育していないという時代背景があるだろう。
昔はまず第一に親父や爺さんが怖かった。
今や東横周辺に集う若者を制止することすら出来ない情けない大人たち。
アジア随一の歓楽街のど真ん中で、無防備な若い女たちが朝まで遊ぶことが普通なのだろうか?
その若い女が〝立ちんぼ〟となり、頂き女子と化し
懸命に働く我々を誘惑し、懸命に働いた金をむしり取る汚れた行為を見逃す訳にはいかない。
あの時、マドンナの由紀子ちゃんを指導した先生のように、誰かが東横の若い女たちに教育指導をするしかない。
昼間の配達を終えた私は、社会問題となっている東横周辺を集中的に見廻ることにした。
勇足で深夜の東横に向かうと、広場にはそれほど若者がいなかった。
それもそのはず、周囲にはお巡りさんや警備員などが立っていたのだ。
その光景を見た私は、本当に馬鹿な大人ばかりだとタメ息を漏らした。
お巡りさんや警備員が馬鹿なのではない、彼らも仕事だ。
その仕事を発注している上の人間たちが馬鹿なのだ。
こんなことに税金を使う為、私は必死に労働しなければならない国なのか?
広場を封鎖しても彼らはSNSで連絡を取り合い、集合場所を変更するだけで何も実態は変わらない。
集合場所を取り上げるのではなく
〝アジア随一の歓楽街で深夜に若い女性が無防備で遊ぶこと自体が如何に危険な行為なのか〟を戒めるべきなのだ。
その証拠に広場から少し離れた場所では、踊り狂う若者たち。
旅行バッグを枕にして、パンツ丸出しで転がっている美女。
空き缶、空き瓶が散乱し、広場近隣の路上は大変なことになっていた。
当然だろう、東横は全国の若者が家を飛び出して来る〝聖地〟なのだから。
私は広場周辺の細い通りを廻ることにしたが、若者は二人以上の集団でいることが多く
予想以上に捜索が難航していた。
既に小一時間が経過し、自らの性欲と寒さに負けた私は、拾える定番のスポットの見廻りに向かおうとした時だった。
東横広場から約100メーターほど離れたビルの階段で、今にも転げ落ちそうな状態で座り込む若い女を見つけた。
その姿は誰もが一目見ただけで、「これはイケる」と確信できる状態だった。
若さ満天、サラサラの黒い髪の毛に、白いダウンジャケットに細身。
デニム生地のミニスカート、黒くて薄いスケベなストッキング。
大人の女性に憧れて、背伸びをして色気を出したつもりなのだろう。
その後、私と東横キッズは夜の街に姿を消した。
目の前でスクール水着姿となった令和の東横ロリは、悔しいことに昭和のマドンナ越えるほどに興奮と悦びを与えてくれた。
最後に申し上げる。
上辺だけの巧みな言葉やデータでは教育は成り立たない、物理的に体で教えるのが昭和男児の生き様なのだ。
多様性というならば、昭和の価値観も多様性の一つではないのか?
あの日の先生のような、昭和の教育指導の映像を是非お愉しみください。
動画時間:約36分44秒
フレーム:1920×1080
サイズ:約1.37 GB
・リスクがある為、映像内ではマスクを着用しています。
・登場する人物は18歳以上である事を確認しております。
・登場する人物はモデルであり、同意の上で撮影を行っています。
・フィクションであり登場人物、撮影場所に関しては一切関係ございません。