儀式は続く。
その意味も、終わりもわからないまま。
深層の祭壇で、“役割”を与えられた少女たちは、存在そのものを塗り替えられていく。
自分は誰なのか。何を望んでいたのか。それさえも、もはや遠い記憶。
意識と肉体が分離し、空虚のなかに落ちていく。
だが、これは終わりではない。彼女たちは新たな“意味”へと組み替えられていく。
前作『―虚構の儀式と終わらない夜―』に続く完結編。
その儀式の果てに待っているのは、救済か、忘却か。
● JPG画像233枚 カラー漫画
※本作はフィクションです。演出にはファンタジー的構成が含まれ、ガイドラインに配慮しています。